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2024年12月29日（日）
第33回全日本高等学校女子サッカー選手権大会 1回戦
近江兄弟社 0-17 藤枝順心
得点：［藤枝順心］弦間結月（4分、13分、15分）、藤原凛音（5分、19分）、鈴木由真（12分）、尾辻夏奈（16分、40分、60分）、葛西唯衣（32分、34分）、松本琉那（42分）、永田優奈（49分）、植本愛実（54分、62分、72分）、新宮さくら（77分）



第33回全日本高校女子サッカー選手権は12月29日、三木総合防災公園などで1回戦20試合が行われた。近江兄弟社（滋賀）と対戦した藤枝順心（静岡）は17-0で勝利し、2回戦に駒を進めた（試合は40分ハーフ）。

藤枝順心のFW弦間結月（3年）は、開始15分まででハットトリックを達成する圧巻のパフォーマンスを見せた。

開始早々の4分、MF植本愛実（3年）のコーナーキックに、ファーポスト付近から頭で合わせて先制点をマーク。さらにFW藤原凛音（3年）とMF鈴木由真（2年）の得点でリードを広げると、12分には藤原との連携から左サイドを駆け上がったDF松本琉那（3年）のクロスに合わせて2点目を決める。その3分後には右サイドからDF岡村望央（2年）が供給したロングフィードに頭で合わせて3点目。ハットトリックを達成した。

弦間は松本山雅FCレディースU-15出身。2021年には現在のチームメイトである柘植沙羽、永田優奈、植本愛実、葛西唯衣、松本琉那とともにU-15日本女子代表に選出された経歴を持つ。しかし、当時は怪我により代表辞退を余儀なくされている。

2022年に藤枝順心へ進学すると、U-16静岡県女子選抜として国民体育大会に出場。少年女子の部で準優勝を果たした。いずれもDFとしての選抜だったが、今大会ではFWとしてプレーする。3回戦を終えた時点で6ゴールを挙げ、得点ランキングで首位に立っている。