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[高校総体]東北|準決勝 聖和学園と富岡・ふたば未来学園が初のインターハイへ

トピックス Takuma Omori(みなサカ編集長)

第57回東北高等学校サッカー選手権大会は21日、五戸町ひばり野公園陸上競技場で準決勝が行われ、聖和学園(宮城)と富岡・ふたば未来学園(福島)が勝利。8月に兵庫県で開催される高校総体の出場権を獲得した。両チームは22日に高森山運動公園球技場で決勝を戦う。

県総体決勝で常盤木学園を破り、初の東北大会に進んだ聖和が初戦突破した。試合は聖和がポゼッションで押し込み、酒田南が守備を固めて少ないチャンスを窺う展開。その守備を破ったのは21分、右サイドを突破した石川遥花から高柳朱々奈、下山莉子とつなぎ、下山のラストパスに逆サイドから走りこんできた松下なぎさが合わせて聖和が先制する。その2分後には下山が左足でゴールネットを揺らした。

2-0で折り返した後半、開始早々の4分には石川の突破からコーナーキックを獲得。ショートコーナーから庄司夏穂が得意の左足でミドルシュートを突き刺し3点目。攻撃の手を緩めない聖和は後半11分に山崎愛が右足で流し込むと、終了間際の32分には黒柳美裕のボール奪取から庄司が2点目のゴール。引いた相手に苦しみながらも、終わってみれば5-0で快勝した。

全国出場権を懸け3位決定戦で対戦した昨年度の高校選手権予選に続く顔合わせとなった富岡・ふたば未来学園と明桜。終盤まで白熱した展開となった試合は、前線のスピードを生かしてシンプルな攻撃を仕掛けた富岡・ふたば未来が先手を奪う。

一進一退の攻防が続くなか、前半26分に試合が動く。混戦から抜け出した猪狩有莉のラストパスを相手DFの間で巧みに受けた渋谷帆香が右足で蹴り込み、富岡・ふたば未来が先制する。その2分後には猪狩がスピードに乗ったドリブルでDFを置き去りにしてゴール前へクロス。逆サイドから走りこんだ秋元遥が押し込み、2-0とリードを広げて前半を折り返す。

2点のビハインドを背負った明桜は後半、右サイドの佐藤七穂を前線に配置。このポジションチェンジが奏功し、立ち上がりから攻撃のリズムをつかんだ。11分には右サイドに流れた佐藤の折り返しを2列目からゴール前に走りこんできた小木田帆南が蹴り込み、1点を返す。その1分後には工藤星苑のコーナーキックから大場綾乃がどんぴしゃのヘッド。ついに試合を振り出しに戻した。

その後も明桜の猛攻が続き、22分にはカウンターから佐藤がボールを運び、DFを引きつけ小木田にパス。GKも飛び出し無人となったゴールに向けて左足で狙うが、ボールはポストに阻まれる。絶体絶命のピンチを脱した富岡・ふたば未来は31分、鈴木美紀からのパスを受けた秋元がGKをかわして勝ち越しゴール。その後も明桜がゴール前に迫るが、体を張った守備でリードを守りきり、3-2で逃げ切った。

■試合結果
▽準決勝(6/21)
聖和学園 5-0 酒田南
明桜 2-3 富岡・ふたば未来学園