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[高校総体予選]宮城|決勝で競り負け準優勝も存在感示した仙台育英

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昨年と今年の東北新人戦決勝で延長に持ち込むなど、毎年のように常盤木学園を苦しめている仙台育英。今年の宮城県高校総体決勝でも好勝負を演じ、存在感を発揮している。

この日は開始早々に先制点を許したが、慌てることなく反撃に打って出る。前線から積極的にプレスをかけ、相手のパスコースを限定。ボールを奪うと、素早く攻撃に切り替え一気にゴールを目指した。

すると20分、常盤木GK鈴木あぐりのゴールキックを八木遥(3年/Fun Lady's FC)がヘディングではね返すと、このボールを拾った遠藤栞里(3年/Craque JFC)がシュート。これが相手DFのオウンゴールを誘い、試合を振り出しに戻す。

その5分後にはセンターバックの進藤穂乃香(2年/秋田LFC)が相手パスをカットすると、すかさずDFラインの背後へスルーパス。このボールに走り込んだ進藤が決め、試合をひっくり返してみせる。

★★★

この大会でもっとも存在感を示したのは、前日に行われた明成との準決勝だ。1-1で延長に突入すると、10分ハーフの延長前半に3失点してしまう。勝機を逃したかに思われたが、ここから驚異的な粘りをみせる。延長後半開始直後に1点を返すと、さらに2得点をあげ4-4の同点に。その後のPK戦も制して、決勝に勝ち上がってきたのである。

この日は前後半に1点ずつ失い、後半は運動量も落ちていった。それでも試合終了間際にカウンターから八木がGKと1対1の場面を作ったが、ラストパスがオフサイドの判定となり万事休した。東北大会出場は叶わなかったが、「育英は最後まで諦めない」というメンタルの強さを印象づけたに違いない。

<試合結果>
■宮城県高校総体決勝
常盤木学園 3-2 仙台育英
(35分ハーフ)
▽得点
11分 滝川結女(常盤木)
20分 オウンゴール(仙台育英)
25分 遠藤栞里(仙台育英)
27分 沖野くれあ(常盤木)
55分 滝川結女(常盤木)