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[平成28年度高校総体]広島文教MF沖土居咲希主将、熊本地震の被災者への想いを込め選手宣誓

トピックス

平成28年度全国高校総体「2016 情熱疾走 中国総体」サッカー競技(女子)の開会式が28日、広島県福山市のふくやま芸術文化ホールで開催。開催地代表・広島文教女子大学附属高校のキャプテン、沖土居咲希が選手宣誓を行った。

「宣誓 私たちは忘れてはいけないことがあります。それは2年前、この広島の地で甚大な被害をもたらした広島土砂災害です。

たくさんの命が奪われ、たくさんの思い出も土砂とともに流されました。そして私たちからはサッカーを奪いました。当たり前にできていたサッカーができなくなり、とても苦しい思いをしました。

いま熊本では2年前の私と同じ思いをしている仲間がいます。そんな仲間のために何ができるのか。それは私たちのプレーで笑顔と勇気を与えることだと思います。

この平成28年度全国高等学校総合体育大会に出場することができなかった仲間の分まで戦い、この大会に出場できることに感謝し、各地域代表の16チームとして誇りを持って戦います。夏の暑さに負けず、この広島の地で最後のホイッスルが鳴るまで走り続けることを誓います」

2014年8月、広島市内を中心に甚大な被害をもたらした広島土砂災害。安佐北区にある同校サッカー部の寮も被害を受け、避難生活を余儀なくされたという。自身の体験を熊本地震で被災したサッカーの仲間たちに重ねる沖土居が所属する広島文教は、29日の初戦で北海道代表の文教大明清と対戦する。