minasaka.net

日本女子サッカーの"今"が分かるWEBマガジン「みんな@サッカー」

[チャレンジリーグ]プレーオフ|常盤木が白星発進!後半に流れ引き寄せ、アンジュヴィオレ広島に競り勝つ

トピックス Takuma Omori(みなサカ編集長)

プレナスチャレンジリーグプレーオフ、5位-8位リーグの第1戦が3日に行われ、常盤木学園(EAST3位)はアンジュヴィオレ広島(WEST4位)を1-0で下した。地元開催のインターハイから1ヶ月、10日から始まる冬の選手権予選にもはずみがつくリスタートとなった。

前半はハイプレスをかけてくる広島に押し込まれ、後退を余儀なくされた。全体を押し上げた広島は長身FW足立英梨子をターゲットとしながら、水野祐里と赤嶺美月の両サイドアタッカーが積極的に仕掛ける。10分、14分には足立が決定的なチャンスを迎えるが、常盤木GK今井佑香の好セーブで難を逃れた。

常盤木の反撃は24分。沖野くれあがドリブルで持ち込みシュート。沖野は36分にも味方とのスイッチから抜け出して左足を振り抜くが、いずれもGK上谷久美子に阻まれる。3−4ー3の布陣で臨んだ常盤木は、トップ下の加藤ゆあと高橋果歩のふたりが守備に引っ張られて前線をサポートできない。攻撃に枚数をかけられず、3トップによる単発な攻めになってしまった。

★★★

「今日は(滝川)結女がいなくてバランスが取れず、中盤でハメきれなかった。DFとFWのスペースが空きすぎて、ショートカウンターを狙えませんでした。後半は中盤を修正してマークにつくようにして、(ボランチの)自分とトップ下の距離感をよくしました」(川北)

前半のシュート数は10対4で広島が圧倒したが、スコアレスで折り返したことが後半の逆襲につながった。川北のコメントにもあるように、後半は中盤の選手同士の距離感がよくなり、プレスが効きはじめる。待望の先取点が生まれたのは55分。左サイドから高橋亜美が折り返すと、前半はなかなか攻撃に絡めなかった高橋果がGKとの1対1から冷静に押し込んだ。

ハーフタイムの修正が攻守において奏功した常盤木はその後も主導権を譲らない。66分には広島の足立がミドルレンジから際どいシュートを放ったが、GK今井が落ち着いてはじき出す。広島は前半に常盤木を苦しめた水野、赤嶺、近藤あすかが次々とベンチへ退くなど、チーム全体の運動量も低下する。常盤木が虎の子の一点を守りきった。

「自分たちのペースに持っていけていない。前半のうちに自分たちのペースに持っていきたかった」(川北)と内容には満足していない。それでも春から最終ラインのメンバーが次々と入れ替わる中での無失点勝利だ。