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[高校総体2018]MF菊池まりあが1ゴール1アシスト、神村学園が6年ぶり初戦突破

トピックス Takuma Omori(みなサカ編集長)

[2018.8.1 全国高校総体1回戦 神村学園 3-2 香川西]
リトルなでしこ(U-17日本女子代表)にも選出された10番が勝負を決定づける役割を果たした。神村学園のMF菊池まりあ(2年)は1得点1アシストの活躍を見せ、2年ぶりのインターハイに臨んだチームを2回戦に導いた。

立ち上がり2分に桂亜依(2年)のゴールで先制したものの、15分には香川西MF猿澤桃佳(3年)に同点ゴールを許した。1−1で折り返した後半開始早々にチャンスが巡ってくる。神村学園はコーナーキックを獲得。「それぞれ入るポイントが決まってたので、自分はそこに合わせるだけ」と振り返った菊池が右足を振り抜くと、溝上可夏(2年)が左足でボレーシュートを叩き込む。

その2分後には河野すず(2年)のクロスに菊池が頭で合わせて、3−1と突き放した。「前半、すずは少しクロスが上手くいってなかった。"少しふんわりしたボールとか速いボールを入れて”と伝えたらいいボールが来た。あとは合わせるだけでした」と、ハーフタイムにしっかりコミュニケーションをとり、得点につなげている。

★★★

今年は所属チーム以外の活動も多い菊池。3月にはU-18九州トレセンの関東遠征に参加すると、DFが少ないチーム事情からセンターバックを任された。6月にはFIFAU-17女子ワールドカップを控えるリトルなでしこの候補合宿に初招集され、サイドバックで起用されたという。

この日は中盤の底、アンカーでスタート。タイスコアで前半を終えると、後半はインサイドハーフへポジションを移した。「自分も高い位置に上がることでボールに触る回数が増えた。サイドに起点を作って、自分たちのやりたいことができた」と語る通り、周囲との連携からドリブルでゴール前に切り込むなど、寺師勇太監督の采配に応えるプレーで流れを引き寄せ、2得点に絡んでいる。

2回戦の相手は昨年の覇者、日ノ本学園だ。まずは失点しないことが大事になってくる。「中盤をコントロールしてもらいたい」と、寺師監督は菊池にアンカーを任せる見込みだ。「今日は受けてからの展開が遅くて、危ないシーンがいくつかあった。常に心がけている、いいポジショニングからどんどん展開して得点に関わりたい」と攻守に課せられた自身の役割を全うする。