minasaka.net

日本女子サッカーの"今"が分かるWEBマガジン「みんな@サッカー」

[高校総体2018]連覇めざす日ノ本学園がベスト4、FW久永望生が前半だけでハットトリック!

トピックス Takuma Omori(みなサカ編集長)

[2018.8.2 全国高校総体2回戦 日ノ本学園 3-1 神村学園]
2回戦4試合が行われた2日、2連覇を目指す日ノ本学園(近畿①/兵庫)は神村学園(九州②/鹿児島)と対戦。FW久永望生(3年)がハットトリックする活躍でチームをベスト4に導いた。

開始早々の前半6分にはカウンターから左サイドを駆け上がり、DFをかわしてゴール右隅に流し込む。相手GKの手も届かない、絶妙なコースに決めてみせた。つづく15分にはスローインを受けると中に切り込み、ゴールネットを揺らす。

対する神村学園は33分、菊池まりあ(3年)がロングシュートを決め、1点差に詰め寄る。2点リードされた神村学園にしてみれば、いい形で後半に臨めるはずだった。しかし又しても久永の一発が飛び出した。

アディショナルタイム5分、スローインを受けた平佳菜恵(3年)がゴール前に浮き球のパス。久永は胸トラップでマークするDFを外して前に出ると、ゴールに蹴り込んだ。

久永は技術の高い選手を輩出することで知られる楠クラブレディース出身。同時に、JFAアカデミー堺でもプレーした。

中学2年時の2014年には全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権に出場。滝川結女(常盤木学園→AC長野パルセイロ・レディース)、富井寿里菜(聖和学園→武蔵丘短大シエンシア)、清水紀良里(福井工大福井→バニーズ京都SC)、河合美月(広島文教女子→新潟医療福祉大学)といった先輩とともにスタメンに名を連ねている。

今大会1回戦(vs 東海大福岡)ではベンチスタート。後半開始から出場した。この日はスタメンに抜擢されてハットトリックを達成。「スピードがある。一長一短の”一長”がすごい選手。今日はハマった」と田邊友恵監督は活躍を称える一方、そのパフォーマンスを常に発揮することを求めてもいる。

それだけ伸びしろがあると言い換えることもできるだろう。そしてその力を証明する機会は目の前にある。準決勝では県予選から無失点で勝ち上がってきた前橋育英(関東①/群馬)と対戦。今大会、屈指の守備力を誇る相手との戦いが、スタメン定着に向けた試金石となる。