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[高校総体2018]初Vへ導く2得点!常盤木学園FW中村恵実「自分たちが新たな歴史を」

トピックス Takuma Omori(みなサカ編集長)

2得点1アシストの活躍でチームを初のインターハイ制覇に導いた。常盤木学園FW中村恵実(3年)は、「準決勝では点が取れなかったので、今日こそはという気持ち」で決勝戦に臨んだ。

前半35分には安澤莉子(3年)が左から放ったクロスにDFと競り合いながら頭で合わせて先制。後半25分には加藤栞(3年)からのクロスに右足で合わせた。さらに35分には北川愛莉(3年)のゴールを演出するスルーパスを放ち、勝負を決定づけている。

「(先制点は)左サイドから低くて速いボールが来たので、当てることを意識してヘディングした。(2点目は)クロスのタイミングが最初は合わなかった。そこで止まったことでタメを作れて、マイナス方向にも味方がいた。サイドの選手がそれを見極めて出してくれたので、あとは決めるだけでした」とゴールシーンを振り返る。

中村は十文字との1回戦で後半アディショナルタイムに同点ゴール。初戦敗退の危機からチームを救い、その後の逆転につなげた。つづく作陽との2回戦では2ー1と追い上げてきた相手を突き放すゴールを決めている。

常盤木の攻撃は中村の動き出しから始まる。スペースに流れてボールを引き出すと、津田真凛(3年)、加藤(※)らインサイドハーフが関わったり、スペースを使うなどして連動する。ウイングと連携しながらサイドに起点も作った。今大会は4試合フル出場4ゴールを記録。得点だけにとどまらない働きで、攻撃の軸としてピッチに立ち続けた。

※加藤は試合によって、インサイドハーフ、ウイングでプレーした。

「自分たちが新たな歴史を作っていこうという気持ちでこのインターハイを戦ってきた。結果を残せたことは良かった」という優勝を喜ぶが、「自分のドリブルを活かし切れなかった。簡単なパスミスが多かった。(出来は)70点くらい」とプレーについては厳しい評価を下す。結果に満足することなく、成長を追い求めるエースストライカーは次なる戦いへと向かう。