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[選手権長野県予選]5連覇へ導く2得点!松商学園FW小林るりい「外すわけにはいかないと思っていた」

トピックス Takuma Omori(みなサカ編集長)

[2018.9.11 全日本高校女子サッカー選手権長野県予選決勝 松商学園 4-0 東海大諏訪]

決めるべきチャンスを決めきったエースの2得点でチームを5連覇に導いた。

全日本高校女子サッカー選手権長野県予選、東海大諏訪との決勝戦。松商学園のFW小林るりい(2年)は前半37分、山本想(2年)が浮き球で出したラストパスに反応すると、右足ダイレクトでゴールネットを揺らす。後半開始直後の1分にも山本のパスからドリブルでゴール前に切り込み、相手GKをかわして左足で2点目を決めた。

ハーフタイムを挟んでわずか5分の間に2得点した小林。この日は本来のFWではなく、山本と並んでインサイドハーフを務めている。スピードを生かして2列目からの飛び出しを期待されての起用だったが、前半は高い位置で攻撃に関われない時間帯がつづいた。

松商学園は中盤の底、アンカーを務める宇ッ木麗菜(1年)が負傷欠場。ビルドアップの核となる選手を欠いていたことが響いた。コンパクトに守ってくる相手に対して蹴ることが多くなり、小林も中盤で攻撃の組み立てに奔走。ベンチからの指示で2トップ気味にポジションを上げてからの2得点だった。

「山本がいつもいいボールをくれる。北信越はもう決まっているけど、5連覇がかかっている決勝という舞台で、自分が決めることでチームを活気づけたかった。外すわけにはいかないとずっと思っていました」と、悪い流れを断ち切っての2ゴールを振り返った。

チームとしてはビルドアップが課題として残ったが、個人としては”決定力”を課題にあげている。「県を越えた大会で決められなくなっちゃうのが本当に課題で、そこはハートの部分なのかもっと練習を詰める部分なのかというと両方だと思う」(小林)

10月には新潟で北信越大会が行われる。地元・新潟勢に加えて、昨冬の選手権でベスト4入りした福井工大福井など強豪がひしめく。県大会決勝では高い決定力を見せたが、北信越大会ではより高レベルの決定力が求められる。精神面と技術面を磨き上げ、高い決定力でチームを全国に導く。