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[選手権東北大会]FW太田未蘭がV弾!攻守のキーマンが活躍した専大北上が初戦突破

トピックス Takuma Omori(みなサカ編集長)

[2018.10.20 全日本高校女子サッカー選手権東北大会2回戦 専大北上 1-0 鶴岡東]

第27回全日本高等学校女子サッカー選手権大会 東北予選は20日、相馬光陽サッカー場で2回戦が行われた。鶴岡東(山形①)との初戦に臨んだ専大北上(岩手①)は、立ち上がりの先制点を守り切り1−0で勝利。聖和学園(宮城②)との準決勝に駒を進めた。

立ち上がりは前日に1回戦を勝ち上がった鶴岡東がいい形で試合に入る。両サイドを切り崩し、コーナーキックなどからチャンスを窺った。ここをしのいだ専大北上は前がかりになっていた相手の隙を逃さなかった。

前半8分、CB泉穂奈美(1年)が放ったロングボールに太田未蘭(3年)が反応。広いスペースへ飛び出し、ドリブルでゴール前に迫ると、GKとの1対1から冷静にゴール左隅に決めてみせた。

「GKがゴールがずれたところに立っていてコースが空いていた。来たなと思ってシュートを撃ちました」(太田)

この先制点により、形勢は逆転。「センターバックとサイドバックの間にスペースが空いてたりするからそこを狙った」(太田)と、鶴岡東の背後を幾度も突いていった。

公式記録では鶴岡東のシュートはわずか2本。追加点を奪えず緊迫した状況が続いたものの、試合内容では専大北上が上回っている。相手の攻撃を封じ込める鍵となったのが、MF吉武きらら(3年)である。

吉武はボランチと最終ラインの間を行き来しながら、相手の起点を潰した。ボールをサイドに展開できない鶴岡東は、両サイドアタッカーが突破するシーンをほとんど作り出すことができなかった。

「個々の能力でいったらそんなに変わらない。五分五分だと思うんですけど、そういった部分が上手くいった。相手としたらなんか上手くいかないというところがあったと思います。そこに関しては狙い通り。あとはゴール(追加点)さえ取れれば」と佐藤徳信監督もチームの戦いぶりに満足する。

佐藤監督が言う通り、追加点を取れなかったことだけが課題として残った。

準決勝の相手、聖和学園とは2年前にも準決勝でも対戦している。その時は太田のゴールで先制したものの、その後に2点を奪われて逆転負けした。

「1年生のときみたいに先制点を取って、今回こそはしっかり聖和に勝って、東北チャンピオンになるという目標を達成したい」と太田はリベンジを誓う。

4年連続となる選手権出場はもちろん、宮城勢を倒すというより目標を掲げて、残り2日間の大会を戦い抜く。