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[選手権九州大会]柳ヶ浦が3−0で初戦突破!攻守に奮闘した守備陣が攻撃陣を後押し

トピックス Takuma Omori(みなサカ編集長)

[2018.11.9 全日本高校女子サッカー選手権九州大会1回戦 柳ヶ浦 3-0 宮崎日大]

第27回全日本高等学校女子サッカー選手権大会 九州大会は9日、金武町フットボールセンターなどで1回戦が行われた。宮崎日大(宮崎②)と対戦した柳ヶ浦(大分)は3−0で勝利を飾り、2回戦に駒を進めた。

試合が動いたのは13分。竹山萌(3年)がヘディングしたボールが相手DFラインの裏へこぼれる。そこへ飛び出した伊藤千華(3年)がワンタッチしたボールがゴールへと転がり込み、柳ヶ浦が先制する。

つづく27分には岩下綺々良(2年)がスペースへ浮き球のパスを送ると、そこへ走り込んだ伊藤が左足で流し込む。相手の背後を巧みについた柳ヶ浦が2点のリードを奪い、前半を折り返した。

宮崎日大は右サイドの西部こまち(2年)が力強い突破を見せ、柳ヶ浦の守備網を切り崩しにかかっていた。これに対して、CB油布亜優美(2年)が落ち着いて対応する。

ドリブルで縦には行かせても、ペナルティーエリアへの侵入は許さない。中に折り返させたり、シュートを撃たせなかった。油布は前半33分で退いたが、その後を引き継いだ末永彩乃(2年)も安定したプレーを見せた。

無失点どころかシュートゼロに抑えた前半。2得点を後押しした守備陣は、攻撃の起点にもなっている。

後半立ち上がり、3分には左CB末永から右CB宮武里奈(2年)にパス。右方向へスペースを見つけた宮武はそのままドリブルで持ち上がり、味方へパス。このプレーは最終的に竹山のシュートにつなげる。

さらにその2分後、ふたたび末永が今度は右SB山口真梨乃(3年)へ展開する。素早く動き出していた山口が持ち上がり、前方の岩下へパス。岩下はキレのあるドリブルで相手DFをかわすと、右足でゴールネットを揺らした。

「以前はスペースを消されているのにゴリゴリと行ってしまってボールを失ったりしていました。できるだけスペースがあるところで動かそう、というのが 今日は少しできた。やってきたことを表現してくれた」(林和志監督)

いずれのプレーもDFラインのビルドアップから始まっている。状況を的確に見極め、すぐさま実行に移したことにより、岩下が得意のドリブルで勝負する場面を作り出し、3点目のゴールにつながっている。

2回戦で対戦するのは九州新人戦、インターハイにつづく3冠を狙う東海大福岡(福岡①)である。九州新人戦の決勝で敗れた相手に対して、これまで積み上げてきたことを発揮できるかどうか。2年ぶりの選手権出場の鍵はここにある。