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[選手権]2回戦|日ノ本学園が4大会ぶり8強、1得点1アシストMF久永望生‬「味方を信じて走った」

トピックス Takuma Omori(みなサカ編集長)

[2019.1.4 全日本高校女子サッカー選手権2回戦 日ノ本学園 2-0 修徳]

ニッパツ横浜FCシーガルズ入りが内定しているMF久永望生(3年)が1得点1アシストの活躍で日ノ本学園を4大会ぶりのベスト8に導いた。

第27回全日本高校女子サッカー選手権は4日、2回戦8試合が行われた。日ノ本学園(関西②/兵庫)は修徳(関東①/東京)と対戦。スコアレスで折り返した後半に2ゴールを奪い、2−0で勝利した。

試合が動いたのは後半28分。久永が左サイドを突破。「右サイドから走ってくる味方のことを信じて」(‪久永)、左足でクロスを上げる。ゴール前に走りこんできたMF俣野伶奈(2年)がヘディングでゴールにねじ込み、試合の均衡を破る。

つづく後半22分にはDF渡邊那奈(2年)が左足で上げたアーリークロスに反応。飛び出してきたGKとの競り合いとなったが、粘り強く押し込んだ。

「田邊先生にも信じて走れと言われていた。味方を信じて走って、そこにボールがきた。普段の練習から絶対(ゴール前に)入るから上げていいよと喋ってて、練習でやってきたことが出てよかったです」とゴールシーンを振り返っている。

滝川結女(AC長野パルセイロ・レディース)ら、技術の高い選手を輩出することで定評がある楠クラブレディース出身だ。

「最後はやっぱり気持ちの部分というのはずっと教えられてきた。どれだけ技術とか身体能力が高くても最後に勝つのは気持ちが強い選手だと、監督からも教えられてきました」(‪久永)と、試合で技術を発揮するためのメンタル面についても教えられたという。

一方、先制点の場面では左サイドでボールキープするMF上田佳奈(2年)に対して、DFの死角から飛び出してパスを引き出し、クロスに持ち込んだ。技術、メンタル、DFとの駆け引きにも優れる。

昨夏のインターハイでは5得点を挙げ、得点王に輝いた。だが常盤木学園との決勝では無得点に終わり、ハーフタイムにピッチを退いている。チームとしても個人としても、リベンジを誓っているに違いない。

「インターハイで悔しい思いをしてるから応援してくれる人たちの分まで戦って、絶対勝ちたい相手です。負けた悔しさは今まで一度も忘れたことがない。自分たちが冬にリベンジして日本一を獲れるように頑張ってきた。プレーも気持ちも夏よりは強くなっている」と雪辱を期して、常盤木学園との大一番に挑む。