[高校総体関東大会]鹿島学園が初戦突破!本庄第一の追撃を振り切る
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令和4年度 第11回関東高等学校女子サッカー大会は28日、1回戦4試合が行われた。荻野運動公園球技場では、本庄第一(埼玉)と鹿島学園(茨城)が対戦。鹿島学園が2-1で勝利した。
県予選を無失点で登り詰めた粘り強い守備から縦に速い攻撃を仕掛ける本庄第一。前線にロングボールを放ち、セカンドボールを拾って相手陣に押し込んでいく。
我慢の展開を強いられた鹿島学園だったが慌てることはない。相手の攻撃をはね返し、カウンターで背後を突きながらコーナーキックを奪ってゴールをうかがう。
試合が動いたのは前半31分、鹿島学園は左サイドでFKを獲得する。キャプテンの鳴海真緒(3年)がペナルティーエリア内へ速いボールを蹴ると、玉井小春(3年)がヘディングでコースを変えたボールがゴールに吸い込まれる。
1-0で折り返した鹿島学園は後半早い時間に追加点を挙げる。後半6分、中村乃奈(2年)が最終ラインからロングボールを放つ。これに反応した玉井が右サイドを突破すると、角度のないところから左足でゴールネットを揺らした。
対する本庄第一は眞島紗衣(3年)がFKを直接決めて1点差に詰め寄るが、相手のシュートを2本に抑えた鹿島学園がリードを守り切った。
