[高校総体関東大会]日本航空、鮮やかな崩しで暁星国際に快勝
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令和4年度 第11回関東高等学校女子サッカー大会は28日、1回戦4試合が行われた。荻野運動公園球技場では、日本航空(山梨)と暁星国際(千葉)が対戦。日本航空が4-1で勝利した。
日本航空は前半14分、右サイドで市村萌那(2年)、一瀬葵夢(3年)とつなぐと、一瀬のクロスに合わせた沼中彩里(3年)が決め、試合の均衡を破る。同26分にも沼中が放ったシュートがゴールラインを割り、2点をリードする。
この得点で試合の流れは日本航空へ大きく傾いていく。前半アディショナルタイムには、沼中、杉本結月(2年)とつなぎ、杉本が右サイドからクロスを送る。2列目から飛び出してきた籏崎はるか(2年)が頭で合わせ、勝負を決定づける3点目が生まれた。
後半12分、日本航空は高橋柊(3年)に替わって、1年生FW佐藤マリー奈々美を投入。その交代に伴い、左の籏崎を右ウイング、右の市村をセンターフォワードに配置換えする。この変更が功を奏するのはわずか2分後のことだった。
籏崎が右サイドからゴール前へ折り返すと、フリーで待ち受けていたは市村がワンタッチで合わせる。ポジションを移したふたりによる鮮やかな崩しでダメ押しの4点目が生まれた。
暁星国際も後半29分に土屋琳音(3年)がミドルシュートを決めて1点を返すが、反撃もここまで。日本航空が準決勝に駒を進めた。
