[高校総体関東大会]19年覇者・十文字が4大会連続のインターハイ出場決める
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令和4年度 第11回関東高等学校女子サッカー大会は29日、綾瀬市民スポーツセンター陸上競技場で準決勝2試合が行われた。第1試合では、十文字(東京)と鹿島学園(茨城)が対戦した。
昨年の選手権関東大会1回戦で敗れた借りを返そうと燃える十文字。対する鹿島学園は前日の1回戦からメンバーを大幅に入れ替え、3日間の大会を総力戦で戦う。
守備時には5バックでゴール前を固め、前半無失点を目指して臨んだ鹿島学園だったが、その目論見は早々に崩れてしまう。
試合が動いたのは開始直後の前半2分、コーナーキックを獲得した十文字は、野口初奈(3年)の蹴ったボールを米口和花(2年)が押し込み先制する。
前半32分には中盤でボールを受けた千葉梨々花(3年)が思い切ってミドルシュートを放つ。これがGKのミスを誘い、2-0として前半を折り返した。
後半も次々とベンチメンバーを送りながらもゲームを支配した十文字。後半17分には菊池真唯子(2年)が鮮やかなミドルシュートを叩き込むと、同30分にはこぼれ球に反応した福島茉莉花(1年)が決め、ゴールラッシュを締めくくる。
4-0で勝利を収めた十文字は、4大会連続の全国出場を決めた。
