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[高校総体関東大会]日本航空が2大会連続の全国!3年生FW高橋柊のゴールで宇都宮文星の堅陣を破る

トピックス Takuma Omori(みなサカ編集長)

[関東高校女子サッカー大会 準決勝 日本航空 1-0 宇都宮文星女子]

令和4年度 第11回関東高等学校女子サッカー大会は29日、綾瀬市民スポーツセンター陸上競技場で準決勝2試合が行われた。第2試合では、日本航空(山梨)と宇都宮文星女子(栃木)が対戦した。

1回戦では後半アディショナルタイムに追いつき、PKの末に前橋育英(群馬)を下した宇都宮文星。この日は集中した守備で昨年度の選手権関東大会を制した日本航空に挑んだ。

DFと中盤の2ラインがブロックを作り、ゴールに鍵をかける。日本航空は選手の配置、立ち位置などを変えながらブロックを崩しにかかるが、宇都宮文星の守備ラインはまったく崩れない。

試合が膠着するなか、均衡を破ったのは後半開始から出場した3年生だった。後半20分、日本航空は右SB一瀬葵夢(3年)が左スペースへロングフィードを放つ。このボールに走り込んだ籏崎はるか(2年)がゴール前へ折り返す。いったんはDFがクリアするが、高橋柊(3年)が頭で押し込んだ。

この得点が決勝点となり、日本航空が1-0で勝利。2大会連続5回目の全国出場を決めた。