[高校総体関東大会]宇都宮文星との3決を制した鹿島学園、インターハイ初出場を勝ち取る
トピックス
令和4年度 第11回関東高等学校女子サッカー大会は30日、大和なでしこスタジアムで2試合を実施。10時キックオフの3位決定戦では、鹿島学園(茨城)と宇都宮文星女子(栃木)が対戦した。
開始直後からシュートを積み重ねていく鹿島学園に対して、宇都宮文星も集中して試合に入る。準決勝・日本航空戦より全体を押し上げ、ラインの上げ下げやスライドしながらコンパクトな守備陣形を崩さない。選手交代も交えながら、強度の高いゲームを続けていく。
延長戦も見えてきた後半32分、ついに試合が動いた。起点となったのは鹿島学園の右SB武内愛乃(3年)である。
右サイドから逆サイドへサイドチェンジのパスを送る。このボールに走り込んだのは、後半25分に交代出場した野澤里桜(2年)。左サイドを突破した野澤がゴール前に折り返すと、こぼれ球を清水菜々羽(3年)が押し込んだ。
この得点が決勝点となり、鹿島学園が1-0で勝利。選手権出場3回を誇る鹿島学園はインターハイ初出場を決めた。
