[高校総体関東大会]日本航空が秋春制覇、十文字との死闘を制する
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令和4年度 第11回関東高等学校女子サッカー大会は30日、大和なでしこスタジアムで2試合を実施。13時キックオフの決勝では、十文字(東京)と日本航空(山梨)が対戦した。
大会3連覇(令和2年度は中止)を目指す十文字と、昨年の準決勝で敗れた借りを返したい日本航空。試合は立ち上がりから両チームの意地がぶつかり合い、1点を争うゲームになった。
先に仕掛けたのは日本航空だった。果敢に相手DFラインにプレスをかけていく。十文字はその圧力を回避しながらゴールへ向かっていく。前半6分に野口初奈(3年)、同10分に三宅万尋(2年)がシュート。だが、同22分にFKから氏原里穂菜(3年)が頭で合わせたのを最後に、シュートは打ち止めとなる。
徐々に自分たちのサッカーをピッチで表現し始めた日本航空は後半12分、大島暖菜(3年)、沼中彩里(3年)とつなぎ、沼中のパスを市村萌那(2年)が受ける。市村が右足から放たれた鋭いシュートがゴールネットを揺らす。ついに均衡が破れた。
この得点を守り切った日本航空が1-0で逃げ切り、初優勝を飾ると同時に、昨年の選手権関東大会につづく優勝を成し遂げた。
