[高校総体東北大会]ノースアジア大明桜、八戸学院光星の追撃を振り切り準決勝へ
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[東北高等学校サッカー選手権 1回戦 ノースアジア大学明桜 2-1 八戸学院光星]
第64回東北高等学校サッカー選手権大会は18日、釜石市球技場で1回戦2試合が行われた。第2試合では、ノースアジア大学明桜(秋田)と八戸学院光星(青森)が対戦。ノースアジア大明桜が2-1で勝利した。
最終ラインからのロングボールなど縦に速い攻撃でゴールをめざす八戸学院光星に対して、ノースアジア大明桜は落ち着いて連携をとりながら相手の攻撃をはね返していく。
試合が動いたのは前半14分、ロングボールに抜け出した遠藤蓮(3年)がゴール前の混戦で流し込み、待望の先制点を奪う。その後も我慢強く守備をつづけながら追加点の機会をうかがっていくノースアジア大明桜。後半25分のその機会が訪れる。
ゴールキーパーへのバックパスに堀井美里(2年)が厳しく寄せていく。こぼれ球を岡崎夏子(2年)がシュート。このボールはDFがクリアするが、はね返りをふたたび岡崎が右足ダイレクトで蹴りこみ、ゴールネットを揺らす。
ノースアジア大明桜が2-0とリードを広げるが、八戸学院光星も諦めない。2失点目からわずか3分後、右サイドから石川凜華(3年)がグラウンダーで速いボールを入れると、ゴール前で晴山璃里花(2年)がワンタッチでゴールに流し込む。
八戸学院光星が1点差に詰め寄るが、反撃もここまで。ノースアジア大明桜がリードを守り切り、勝利を手繰り寄せた。
リベンジを果たしたノースアジア大明桜は、今年度から就任した松永吾賢監督のもとで公式戦初勝利。19日にはインターハイ出場権をかけて尚志(福島)との準決勝に臨む。
