[高校総体東北大会]開催地・専大北上、鶴岡東を下して準決勝進出
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[東北高等学校サッカー選手権 1回戦 鶴岡東 0-2 専大北上]
第64回東北高等学校サッカー選手権大会は18日、釜石市球技場で1回戦2試合が行われた。第1試合では、鶴岡東(山形)と専大北上(岩手)が対戦。専大北上が2-0で勝利した。
しっかりとブロックを作って守り、カウンターを繰り出す鶴岡東。開始直後には立て続けにコーナーキックからチャンスをうかがい、前半13分には右スペースを突いた松田碧羽(2年)が鋭いシュートを放つ。
対する専大北上は白石朝香(2年)と平野佑和(3年)のダブルボランチ、村上明衣(3年)らがゲームを組み立て、スルーパスで相手の背後を狙いながら、ミドルシュートも積極的に放っていく。
ようやく相手の守備をこじ開けたのは前半25分。専大北上はコーナーキックを獲得する。キッカーの大竹夏姫(2年)が左足で放ったボールは、ファーサイド付近に走り込んできたCB高橋莉奈(2年)が頭で押し込む。2年生コンビによる得点で専大北上がリードを奪った。
追いかける鶴岡東は後半、キャプテンを務めるFW佐藤渚(3年)が前線で起点を作り、周囲の味方を活かしながらゴールを目指す。だが専大北上は後半28分、白石のスルーパスに抜け出した昆野めい(2年)が冷静に流し込み、勝負を決定づける追加点。後半は相手にシュートを撃たせず完封勝利を収めた。
勝利した専大北上は19日、準決勝でインターハイ出場権をかけて常盤木学園(宮城)と対戦する。
