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[高校総体東北大会]延長にもつれた試合にケリをつけたのは伊藤結菜!常盤木学園が専大北上を下して決勝へ

トピックス Takuma Omori(みなサカ編集長)

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[東北高等学校サッカー選手権 準決勝 常盤木学園 1(延長)0 専大北上]

第64回東北高等学校サッカー選手権大会は19日、釜石鵜住居復興スタジアムで準決勝2試合が行われた。第1試合では、常盤木学園(宮城)と専大北上(岩手)が対戦。規定の70分では決着がつかず、延長の末に常盤木学園が1-0で勝利した。

専大北上は5バックを敷き、全体をコンパクトにしながら相手のビルドアップを断ち切り、攻撃に転じていく。前半10分、左スペースを突いた昆野めい(2年)がスピードに乗ったドリブルでペナルティーエリアに侵入するなど、昆野を中心にゴールを脅かす。

対する常盤木学園も敵の守備網をかいくぐり、シュートを積み重ねていく。前半26分に伊藤結菜(3年)のシュートがゴールポストを直撃。後半12分には高塚映奈(3年)のパスから伊藤璃胡(3年)がドリブルで切り込みシュート。こぼれ球を拾った葛西彩(2年)もシュートを放つが、相手GKに阻まれた。

試合は規定の70分で決着がつかず、20分の延長戦に突入する。常盤木学園は立て続けに決定機を迎えるが、決め切ることが出来ない。それでも集中を失わず、待望の先制点が生まれる。

延長後半5分、常盤木学園はコーナーキックを獲得する。延長開始から投入された竹内瀬戸香(3年)がゴール前に入れたボールをファーポスト付近で保原ひな(3年)が頭で折り返す。このボールは専大北上GK藤原萌菜(3年)がパンチングではじいたが、リバウンドを伊藤結菜が頭で押し込んだ。

試合は残り5分。常盤木学園がリードを守り切り、2大会連続8回目のインターハイ出場権を手にれた。20日の決勝では尚志(福島)と対戦する。