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[クラブユース]マイナビ、準々決勝で敗退も2ゴールの佐々木未唯が得点王!

トピックス Takuma Omori(みなサカ編集長)



XF CUP 2022 第4回 日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)は5日、コーエィ前橋フットボールセンターで準々決勝4試合が行われた。Aピッチでは、ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ(関東1/神奈川)とマイナビ仙台レディースユース(東北/宮城)が対戦。PK戦の末、ノジマステラが勝利した。前回大会で準優勝のマイナビは、ベスト8で敗退となった。

グループステージDグループを2勝1敗で2位通過したマイナビは前半3分、同8分に失点する苦しい立ち上がり。前線からプレスをかけてくる相手に守勢を強いられた。左WG遠藤ゆめの突破などから背後のスペースを突き、反撃の機会を探っていく。

そして前半14分、反撃の狼煙をあげる1点が生まれる。CB樋山和香のフィードを受けたMF大曽根由乃がボールを運び、前線へスルーパス。これはDFに阻まれたが、クリアボールを拾った佐々木未唯のパスを熊谷南摘が決め、1−2とする。

この得点で落ち着きを取り戻したマイナビは、徐々に相手の寄せをかわしながらテンポよくボールをつなぐ。同点ゴールこそ生まれなかったが、幾度も相手陣地深くまで攻め込み、いい流れで前半を折り返した。

だが後半13分、ノジマステラに追加点を奪われる。出鼻をくじかれ、1−3とリードを広げられるが、このピンチを救ったのが10番・FW佐々木未唯である。

後半27分、相手ゴールキックを味方がはね返すと、このボールに反応した佐々木がGKとDFをかわして無人のゴールへ流し込む。さらにその2分後、鮮やかなミドルシュートを叩き込み、試合を振り出しに戻した。

その後のPK戦では1人目のキッカーを務め、見事に成功するが、3−5で敗北。チームはベスト8で敗れたが、この試合で2得点した佐々木は今大会通算7ゴールとして、大会得点王に輝いている。

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