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[選手権東京都予選]2年生エース・那須野陽向がハットトリック!修徳が14年連続関東大会出場を決める

トピックス Takuma Omori(みなサカ編集長)

[選手権東京都予選 準々決勝 成立学園 0-8 修徳]

第31回全日本高校女子サッカー選手権東京都予選は3日、駒沢オリンピック公園第二球技場で準々決勝が行われ、第4試合では修徳成立学園に8−0で勝利した。 前回大会ではベスト4進出を果たした成立学園。今大会は戸山(1回戦)、青梅総合(2回戦)に大勝して準々決勝に駒を進めた(変則的なトーナメントのため、成立学園は3回戦を戦わず)。一方、14年連続の関東大会出場をめざす修徳は、シードされたため初戦となった3回戦で狛江を11−0で下している。

試合はいきなり動く。左サイドから攻めた修徳は、FW那須野陽向(2年)のパスをDF大串陽南(2年)が決める。キックオフから1分も経たないうちにリードを奪った。前半7分には那須野がドリブルで持ち込んでゴールネットを揺らすと、同14分にはコーナーキックから八木陽(2年)が頭で押し込む。立ち上がりで3点を奪い、早くも勝負を決定づける。

ここまで1得点1アシストの那須野は前半24分に2点目を決めると、その2分後にはMF小倉琉海(3年)のクロスを決めて3点目。前半だけでハットトリックを達成する。後半24分にも山口瑠伽(3年)のクロスをヘディングで決め、この日4ゴールを叩き出した。

GK長峰怜愛、MF小倉をのぞき、修徳は1、2年生がスタメンに並ぶ。エースの那須野は2年生、この日はメンバー外だったがMF筒井まつり(1年)は東京都少年女子の一員として国体に出場する。若いメンバーで13年連続の全国出場をめざす。