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[皇后杯東京都予選]2回戦|修徳高がベスト8、昨年度覇者・慶應大にPK勝ち

トピックス Takuma Omori(みなサカ編集長)


第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会東京都予選は29日、2回戦が大井ふ頭中央海浜公園などで行われた。昨年度優勝・慶應義塾大学(以下、慶応大)と修徳高校(以下、修徳)の一戦は、PK戦の末に修徳が勝利を収め、準々決勝に駒を進めた。

修徳は5月に行われたインターハイ東京都予選の準決勝で十文字に1-2で逆転負けし敗退。冬の全日本高校女子サッカー選手権に照準を切り替え、再スタートを切っている。1回戦では十文字に3-0で快勝しリベンジを果たし、昨年の都予選を制した慶應大(1回戦はシード)との2回戦を迎えた。

立ち上がりは拮抗した展開だったが、前半5分に試合が動いた。慶應大はMF堀井美月のスルーパスに抜け出したMF下山田志帆がペナルティエリアで倒されPKを獲得。これを下山田自身が決め、慶應大が先制する。

今シーズンは3-4-2-1の布陣で臨む慶應大。先制すると、それまで自陣に押し込められていた両アウトサイドが高いポジションを取る。中盤でもボールを受けられるようになり、ポゼッションで相手陣内に攻め込んだ。

修徳に反撃の機会が訪れたのは26分。MF市川実季が相手DFラインのミスを突いてボールを奪う。そのままフリーでシュートを放つが、ボールは枠を捉えられない。対する慶應大も2分後、右スペースを突いたFW原志帆のクロスに堀井が合わせるが、こちらも枠の外。修徳は同点、慶應大は追加点の絶好機を逃した。

1-0とリードして後半を迎えた慶應大は12分に右スペースを突いた原がGKとの1対1から右足を振りぬくが、サイドネットに阻まれる。その4分後には下山田が左から折り返したボールにDF二宮早紀、FW佐々木優が走りこむが届かない。リスクを承知で押し上げる修徳の背後を突いた慶應大だが、なかなか追加点に繋がらない。

そして迎えた24分、チャンスを決め切れないツケを払う時がやってくる。慶應大がペナルティエリア内でファールを犯し、修徳がPKを獲得。キッカーのMF瀬野有希が思い切り蹴りこみ、試合を振り出しに戻した。勢いに乗った修徳はボランチ・瀬野の配球からサイドを崩して、動揺を隠せない慶應大を攻め立てるも既定の70分が終了する。

PK戦に突入しても修徳は自信満々に、ペナルティスポットに立った。後攻の修徳は1人目の瀬野が、同点ゴールのPKと同様に思い切りよく決めると、その後も次々とゴールネットを揺らす。互いに4人ずつ成功して迎えた5人目、慶応大DF宮田あずさが左足で蹴ったシュートを修徳GK川崎京夏がストップ。修徳は5人目のFW岡本裕花が決め、試合のケリをつけた。