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[栃木県新人戦]荒井汐音がハットトリック+αの活躍で宇都宮文星が3位決定戦を制する

トピックス Takuma Omori(みなサカ編集長)

[2018.3.11 栃木県高等学校女子サッカー新人大会3位決定戦 宇都宮文星女子 6-0 大田原女子]

栃木県高等学校女子サッカー新人大会の3位決定戦が10日に行われた。宇都宮文星女子は大田原女子との3位決定戦に臨み、6-0で快勝した。

準決勝では大会を制した宇都宮中央女子に0−1で敗北。個で仕掛けるプレーが多く、相手の守備ブロックを崩せなかった。一方、この日は前線の選手がポジションチェンジしながらボールを動かし、相手の最終ラインを揺さぶっていく。



序盤から宇都宮文星ペースで進んだ試合で、チームをけん引したのは荒井汐音(2年)である。2トップの一角として先発した荒井は左右のスペースへ流れてボールを引き出すと、ゴール前へクロスを供給するだけでなく、自らも積極的にシュートを狙っていった。

「ポストプレーよりサイドに流れたりしてクロスの方が得意です。ポストプレーもしながらサイドからチャンスを作っていければいいと思います。一番はゴールを奪うことなので、いくらサイドに引っ張ったとしてもゴールに向かっていくことは意識しています」(荒井)

前半15分には右スペースに走り込むと、鋭い切り返しから中央に切り込みシュート。この場面では相手GKがパンチングでコーナーキックに逃れる。その後も前述したコメントの通り、左右でボールを受けながらクロス、シュートを放っていく。

ようやく試合の均衡が破れたのは前半25分。右サイドを駆け上がった池田千春(1年)のクロスに荒井が合わせ、宇都宮文星が先制する。その3分後には木下澪乃(2年)の得点をお膳立て。右サイドをドリブルで駆け上がると、落ち着いて相手DFをかわして中へ切り込む。あとはフリーの木下にボールを渡すだけだった。

 2−0で折り返した後半5分に自身2点目を決めると、5−0で迎えた68分にはゴールラッシュを締めくくるゴールを決めてハットトリックを達成している。

「シュートを打った分だけ確実に決めていきたい。今日はシュートが雑というか、コースに打てるところもあったんですけど、甘くなってしまった。決め切るところで確実に決めたい」と、ハットトリックに満足することなく貪欲な姿勢を見せている。