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[インターハイ]神奈川も延長戦で決着、名門・湘南学院が制覇

トピックス Takuma Omori(みなサカ編集長)



東京都予選に続き、神奈川県も延長戦までもつれこんだ。高校総体神奈川県予選は13日、等々力陸上競技場で決勝戦を行い、延長戦の末に湘南学院が藤沢清流を1-0で下した。両チームは昨年度、一昨年度の新人戦、高校選手権予選など、ここ数年は優勝を争うライバル同士。とりわけ、新人戦では常に拮抗した戦いをしている。

2009年度はPK戦で湘南学院が大清水(現在の藤沢清流)を下し、10年度は藤沢清流がPK戦を制し、湘南学院の連覇をストップ。今年(11年度)は3-1で湘南学院が勝利したものの、前半をリードして折り返したのは藤沢清流である。この試合もまた、1点を争う激闘となった。

序盤から主導権を握る湘南学院に対して、藤沢清流は堅守で対抗する。GK平木麻裕は研ぎ澄まされた危機察知能力でゴールを死守。素早い飛び出しで相手のスルーパスを抑え込み、スペースに走りこんでくる相手にボールを触れさせない。キャプテンを務めるCB小澤真実は守備範囲の広さと強さを併せ持ち、砦の"門番"として敵の侵入を防いだ。

堅い守備から相手の攻撃を跳ね返し、カウンターで反撃の機会を伺うが、後半も終盤に差し掛かると防戦一方。先述したふたりの活躍でピンチを凌ぎ、延長後半には湘南学院のゴール前での攻防に持ち込んだ。

互いに粘り強くゴールを守り、このままPK戦突入かと思われた延長後半9分、ついに試合の均衡が破れる。湘南学院がサイドから上げたセンタリングに対して、いち早く反応したのは藤沢清流GK平木。だが、懐に収めたかに見えたボールがこぼれると、クロスに走り込んでいたMF浦島里紗が蹴り込み、湘南学院に待望の先制点をもたらす。

ここまで幾度も藤沢清流のピンチを救ってきたGK平木にとっては、悔やんでも悔やみきれないプレー。結局、この得点が決勝点となり、湘南学院が6月2日に栃木県総合運動公園で開幕する関東大会にこまを進めた。
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