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[なでしこリーグ新人セミナー]充実の2日間、約12時間の研修を終える

トピックス Takuma Omori(みなサカ編集長)



日本女子サッカーリーグは14日、15日に都内のホテルで「なでしこリーグ新人セミナー」を初開催した。今シーズン入団した新人選手に、「なでしこリーグチームスタッフ雇用助成事業」の対象選手を加えた34名が参加。マナー、メディア対応、アスリートのキャリアプランニング、食事などについて学んだ。

2日間で約12時間にも及ぶ研修だったが、参加した選手たちは疲れた表情を見せることもなく、新しい知識を積極的に吸収しようとする姿勢が見て取れた。

今シーズン、十文字高校から岡山湯郷Belleに入団したU-17日本女子代表FW横山久美は、「メディアトレーニングを初めて習って、凄く勉強になりました。(例えば)取材を受けている時の視線などを教わった」と、メディアの囲み取材でさっそく研修の成果を発揮。

また、将来のキャリアについて質問が及ぶと、「次は自分たちが頑張っていかなければいけない立場になる。今年の夏にU-20ワールドカップが行われるので、そこで頑張りたい。サッカー人生は短いと思うので、(引退後は)サッカーに関わる仕事に就けたらいいと思っています」と、自身の展望を明かした。

一方、阪口夢穂(日テレ・ベレーザ)、矢野喬子(浦和レッズレディース)、福元美穂(岡山湯郷Belle)といった、なでしこジャパンの選手たちもセミナーに参加した。彼女たちは、先述した「なでしこリーグチームスタッフ雇用助成事業」の対象選手。

リーグはクラブスタッフとして雇用した選手に一定額の助成金を支払う制度を新設した。「自分たちの一言一言や取材が見ている人たちには影響力がある。発信していかなければいけない、という気持ちになりました」と、エルフェン狭山の対象選手、MF薊理絵は充実した表情で語った。

グループワークショップで共同作業をする選手たち。 グループワークショップで共同作業をする選手たち。

セミナーの目的、内容、参加選手は次の通り。

▽目的
①なでしこリーグの歴史と構造を学ぶ。
②選手が一社会人として自立するために必要な立ち振る舞いやマナー等を学ぶ機会を提供すること。
③"なでしこ"ひいては、女子アスリートとしての心構えからメディア対応等を学び、社会に影響力を持つ「強くて美しい」アスリートを育成する。

▽内容
①なでしこ新人セミナーの目的と意義について
(講師:田口禎則)
②マナーとコミュニケーション
(講師:松田眞美)
③メディア・トレーニング
(講師:宮嶋泰子)
④アスリートのキャリアプランニング
(講師:田中ウルヴェ京)
⑤女性アスリート座談会
(講師:田中ウルヴェ京、宮本ともみ)

⑥食育指導
(講師:新生暁子)
⑦グループワークショップ発表会
(講師:長尾彰)

▽参加選手
久保田麻友(アルビレックス新潟)
若林美里(アルビレックス新潟)
亀岡夏美(スペランツァFC大阪高槻)※
浜田遥(スペランツァFC大阪高槻)
木下栞(日テレ・ベレーザ)
小林海青(日テレ・ベレーザ)
阪口夢穂(日テレ・ベレーザ)※
山本有里(福岡J・アンクラス)※
佐藤楓(福岡J・アンクラス)

柳田詩織(福岡J・アンクラス)※
小池快(ジェフレディース)
深澤里沙(ジェフレディース)※
杉山貴子(エルフェン狭山)
大谷絵里奈(エルフェン狭山)
河合奈世(エルフェン狭山)
秋田谷美里(エルフェン狭山)
渡辺彩香(エルフェン狭山)※
乃一綾(伊賀FC)
阪口紗希絵(伊賀FC)
久野吹雪(伊賀FC)

福元美穂(岡山湯郷Belle)※
水島久美(岡山湯郷Belle)
中村美希(岡山湯郷Belle)
酒井望(岡山湯郷Belle)
横山久美(岡山湯郷Belle)
高畑志帆(浦和レッズ)
泊志穂(浦和レッズ)
成合瞳(浦和レッズ)
鈴木里奈(浦和レッズ)
矢野喬子(浦和レッズ)※
仲田歩夢(INAC神戸)
田中陽子(INAC神戸)

清水あかね(INAC神戸)※
薊理絵(エルフェン狭山)※

※1 高井佑奈(浦和レッズ)、京川舞(INAC神戸)は欠席。
※2 ※所属チーム後の※印は雇用助成対象選手



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