[高校総体]PK戦制した専大北上がインハイ初勝利!大野妃菜が起死回生の一発で敗色濃厚のチームを救う
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全国高校総体は26日、帯広の森球技場などで1回戦が行われ、専大北上(岩手)が1ー1からのPK戦の末に秀岳館(熊本)を下し、出場3回目でインターハイ初勝利を挙げた。
後半アディショナルタイム7分にミドルシュートを決められ、秀岳館に先制を許す。アディショナルタイムは残り1分あまりだったが、専大北上のキックオフで再開してからわずか20秒後のことだった。
MF白石朝香(3年)のスルーパスにMF昆野杏梨(2年)が反応すると、裏に抜け出すそぶりを見せながら反転して、右サイドでフリーとなっていたFW大野妃菜(2年)へ横パス。前へ持ち出して、右足を振り抜いた大野のシュートがゴールネットに突き刺さった。水沢ユナイテッドFCプリンセス出身のふたりが窮地のチームを救い、PK戦へと持ち込んだ。
大野はPK戦でも4人目のキッカーとして、PKを成功。ここでもきっちりとゴールネットを揺らす。4人全員が成功した専大北上が4−2で制した。2回戦では東北大会決勝で敗れた聖和学園(宮城)と対戦する。