[関東リーガ]修徳が開幕戦勝利!エース・那須野陽向のゴール皮切りに逆転勝利を収める
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8日に開幕した関東 Liga Student 2023で流通経済大学と修徳高校が対戦した(試合は40分ハーフ)。
試合の主導権を握ったのは修徳。立ち上がりからボールを保持すると、全体を押し上げながら相手陣内に押し込んでいく。だが試合の均衡を破ったのは流経大だった。9分、左サイドで折原詩音(4年)が相手を背負ってボールキープ。折原と入れ替わるようにボールを受けた太田光海(3年)がフリーで抜け出すと、右足で鮮やかなミドルシュートを叩き込む。
失点後も修徳がペースを握って攻め込むが、エースFW那須野陽向(3年)が決めきれない。前半アディショナルタイムにはDFライン中央を抜け出してシュートに持ち込むが、GK白鳥咲瑛(1年)のセーブに阻まれた。流経大が1−0とリードして前半を折り返した。
選手交代とポジションチェンジで修正を加えた修徳。後半立ち上がりにチャンスが訪れる。45分、MF白城璃々花(3年)のスルーパスに抜け出した那須野がシュート。このボールはまたしてもGK白鳥にはじかれるが、こぼれ球をきっちり押し込んだ。修徳が幸先よく試合を振り出しに戻した。
修徳はさらに64分に鬼澤美柚(2年)のゴールで逆転に成功すると、その6分後には白城が左足でミドルシュートを叩き込む。後半の3ゴールで試合をひっくり返した修徳が3−1で勝利を収めた。
修徳は次戦、9日に尚美学園大学と対戦する。
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流通経済大学を率いる柳井里奈監督。
相手ふたりを背負ってボールをキープする折原詩音(流経大柏)。
折原からのパスを受けた太田光海(晴海総合)が右足でシュートを放つ。
先制点を決めた流通経済大学・太田光海をチームメイトが祝福する。
修徳は後半開始から加藤麗(3年、FC十文字VENTUS U-15)を投入。最終ラインの一角を担った。
流経大のルーキーGK白鳥咲瑛(日本航空)。前半は相手の決定機を阻止するなどゴールを死守した。
修徳の反撃の口火を切る同点ゴールを決めたのは那須野陽向(FC町田ボニータ)。
勝ち越し点を決めたのは2年生MF鬼澤美柚(KASHIMA-LSC)。
鮮やかなミドルシュートを決めたのはMF白城璃々花(FC十文字VENTUS U-15)。