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[東北女子サッカーリーグ]TOPリーグ唯一の大学チーム、仙台大学が聖和学園に逆転勝ちで白星スタート!

トピックス Takuma Omori(みなサカ編集長)



2024年4月6日(土)
THFA東北女子サッカーリーグTOPリーグ2024 第1節
聖和学園高校 1-2 仙台大学
得点:[‪聖和学園]櫻井梨里花(4分)、[仙台大]伊東萌衣(64分)、馬場彩海(88分)


東北女子サッカーリーグTOPリーグは6日、7日に開幕。各地で4試合が行われた。仙台大学は7日、松島フットボールセンターで聖和学園高校とのアウェイゲームに臨んだ。

試合はいきなり動く。前半4分、聖和学園の左SH・櫻井梨里花がカットインして放ったシュートが決まり、聖和学園が先制する。

仙台大の反撃は0-1で折り返した後半、60分に前線の選手を二枚替えする。FW横山真鈴とMF武田夏凛に替わって、MF長岡みなみとMF馬場彩海を投入。するとこの交代が試合を動かした。

まずは64分、長岡のパスを受けたMF伊東萌衣が決めて1-1とする。

試合を振り出しに戻した仙台大は、その後もドリブルを中心に攻めてくる相手を食い止め、攻撃を繰り出す。良い守備から良い攻撃につなげ、次々と決定機を作り出していく。

76分には相手陣内でボールを奪ったMF山田萌々花がペナルティーエリアに侵入してラストパス。これに走り込んだFW五十嵐和郁にはあと一歩届かない。つづく79分にはカウンターからまたしても五十嵐が走り込むが触れず。その流れから山田が放ったミドルシュートがクロスバーを直撃。こぼれ球に五十嵐が詰めるが枠をとらえられない。

さらに83分には左サイドから横パスをつないで相手DFを揺さぶる。最後は長岡がワンタッチで合わせるがオフサイドの判定。その4分後には右サイドからの折り返しを長岡がヒールパスでつなぎ、左サイドのDF山口歌子がシュートするが相手GKに止められる。

仙台大の猛攻が実ったのは試合終了間際の88分。馬場が放ったミドルシュートが相手GKの頭上を破り、ゴールネットに突き刺さる。逆転に成功した仙台大がリードを守り、2-1で逆転勝利を収めた。

今シーズン、東北女子サッカーリーグTOPリーグは8チームによって争われる。その内訳を見てみると、高校が6チーム、クラブユースが1チーム、そして大学(仙台大)が1チームとなっている。昨シーズン最下位の八戸学院大学が2部に降格したため、仙台大を除いたチームはすべてU-18世代のチームとなる中、年上のチームとして意地を見せることができるか。

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