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2024年12月29日（日）
第33回全日本高等学校女子サッカー選手権大会 1回戦
星槎国際湘南 3-0 ノースアジア大学明桜
得点：［星槎国際湘南］後藤瀬里葉（45分）、松崎茉怜（63分）、石平愛菜（73分）



第33回全日本高校女子サッカー選手権は12月29日、三木総合防災公園などで1回戦20試合は行われ、星槎国際湘南（神奈川）と対戦したノースアジア大学明桜（秋田）は0-3で敗れた（試合は40分ハーフ）。

ノースアジア大明桜はコンパクトな守備ラインを保ちつつ、前線から積極的にプレッシャーをかけていった。ゴール前でも粘り強く守り、前半を無失点で切り抜ける。守備網を突破してくる星槎国際湘南に対して、最後の壁として立ちはだかったのが守護神・三浦晴（2年）である。

25分には星槎国際湘南のFW松崎茉怜（3年）がDFラインの裏に抜け出しシュートを放ったが、三浦が好セーブで阻止。その3分後にはスルーパスに反応して抜け出した相手に対し、いち早く飛び出してボールをキャッチしシュートの機会を与えない。

前半終了間際の40分には、ふたたび松崎がスペースへ飛び込んでくる。オフサイド判定となったが、三浦は集中を切らすことなく相手のシュートをブロック。いずれの場面でも素早い飛び出しで相手のシュートチャンスを防いでいる。

後半は星槎国際湘南にゴールをこじ開けられ3失点を喫した。それでも、キャプテンのFW長谷川日保（3年）は「（前半を）0-0に抑えられたことは本当に嬉しい」と語り、チームとして準備してきた守備をピッチで発揮できたことに手応えを感じていた。

特に、好セーブを連発した三浦の奮闘は、チームの集中力と連動した守備を最後まで支え、前半を無失点で終える原動力となった。

28分の場面。間一髪のところでシュートに持ち込ませなかった。

幾度もスペースに飛び込んでくる松崎との競り合い。