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[選手権ハイライト]常盤木学園、7-0で快勝!2得点の山下杏梨が攻撃を牽引する

トピックス Takuma Omori(みなサカ編集長)
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2024年12月30日(月)
第33回全日本高等学校女子サッカー選手権大会 2回戦
常盤木学園 7-0 八戸学院光星
得点:[常盤木学園]東堂正枝(11分)、山下杏梨(23分、56分)、小林ちさ(42分、48分)、築舘海藍(54分)、柳町玲音(80+1分)




第33回全日本高校女子サッカー選手権は12月30日、三木総合防災公園などで2回戦16試合が行われた。八戸学院光星(青森)と対戦した常盤木学園(宮城②)は7-0で勝利し、3回戦に駒を進めた(試合は40分ハーフ)。

この試合で今大会初ゴールを含む、2得点を挙げたのがMF山下杏梨(3年)である。1点目は1-0で迎えた23分に生まれた。右サイドからDF榊原汐璃(1年)、MF藤田瑠佳(1年)とパスをつなぎ、ゴール前に走り込んできた山下が押し込んだ。

56分に決めた2点目(チーム6点目)は山下自身が起点となり、ゴールネットを揺らした。ペナルティエリア手前でボールを拾った山下は、それを榊原に預けて前方へ動き出す。榊原は山下と入れ替わるように中盤に落ちてきたMF築舘海藍(1年)へパス。築舘がダイレクで出したボールを受けた山下は、ドリブルでボックス内に侵入し、相手GKをかわして左足で冷静に流し込んだ。

アンカーとして先発フル出場した山下は、ボールを保持する時間が長かったこの試合で積極的に高い位置をとり、攻撃にかかわった。小林ちさ東堂正枝(ともに3年)といった前線の選手がペナルティエリアに飛び込む動きを的確にとらえ、ラストパスを供給。また、得点シーンのようにゴール前へ果敢に飛び出すプレーも随所に見られた。