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[高校総体関東大会]後半の反転攻勢で逆転勝ち。前橋育英が湘南学院を下して初戦突破!

トピックス Takuma Omori(みなサカ編集長)

2024年5月25日(土)
第13回関東高等学校女子サッカー大会 1回戦
前橋育英 2-1 湘南学院
得点:[前橋育英]綿引涼音(45分)、関口莉瑠(59分)、[湘南学院]五十嵐捺(25分)




令和6年度第13回 関東高等学校女子サッカー大会は25日、JFA夢フィールドで1回戦4試合が行われた。前橋育英(群馬)と湘南学院(神奈川)の一戦は、前半に先行を許した前橋育英が後半に2点を奪って逆転。2-1で勝利を収め、鹿島学園(茨城)との準決勝に進んだ。

シンプルにプレーした立ち上がりはロングボールを湘南学院のDFラインに対処され、徐々にラインを上げてくる相手にパス回しを断ち切られる。その流れで与えたコーナーキックを直接決められ、前半は0-1で折り返した。

後半は得意のパスワークで反転攻勢に出る。グラウンダーのボールを前線に当て、落としたボールに反応した選手が前向きでボールを受ける。互いの距離感も良くなり、前半は引っかかっていたボールがテンポ良く動いていく。さらに最終ラインからはCB橋本真吏奈(2年)がロングフィードを放ち、攻撃に幅をもたらした。

後半10分には左サイドからのパスを受けたFW綿引涼音(3年)がマークする相手を振り切ってカットイン。鮮やかなミドルシュートを突き刺し、試合を振り出しに戻す。

後半24分には右からの折り返しを受けたMF小椋愛実(2年)がペナルティエリアで倒されてPKを獲得。このPKをMF関口莉瑠(3年)がゴールキーパーの逆を突いて決め、ついに試合をひっくり返した。

ボール保持を高めて相手の攻撃機会を奪い、後半は湘南学院のシュートを1本に抑え込む。前半は何度も許したサイド突破も許さず、リードを守り切った。

ゲームキャプテンを務めるMF関口莉瑠はPKを決めると、タッチライン側でアップするチームメイトのもとへ駆け寄る。 ゲームキャプテンを務めるMF関口莉瑠はPKを決めると、タッチライン側でアップするチームメイトのもとへ駆け寄る。

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