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[宮城県高校総体]ハイライト|決勝点と追撃のゴール、聖和学園MF櫻井梨里花が2戦連発!

トピックス Takuma Omori(みなサカ編集長)

2024年6月2日(日)
令和6年度宮城県高等学校総合体育大会 準決勝
仙台大明成 0-1 聖和学園
得点:[聖和学園]櫻井梨里花(33分)


2024年6月3日(月)
令和6年度宮城県高等学校総合体育大会 決勝
常盤木学園 2-1 聖和学園
得点:[常盤木学園]岡村まどか(52分)、菱沼みずき(58分)、[聖和学園]櫻井梨里花(70分)




令和6年度 宮城県高校総体の決勝で常盤木学園に1-2で敗れて準優勝に終わった聖和学園。準決勝、決勝で唯一の得点を挙げて気を吐いたのが、MF櫻井梨里花(3年)である。

仙台大明成との準決勝では先制点を叩き込む。前半終了間際の33分、左サイドでマークする相手越しに思い切って右足を振り抜くと、ボールはゴール右隅に吸い込まれる。得意な角度から放たれたシュートは、相手GKも見送ることしか出来なかった。この得点が決勝点となり、聖和学園は決勝に駒を進めた。

一方、決勝は後半に2点を奪われて追いかける展開に。この状況で反撃の口火を切るゴールを決めたのが櫻井である。0-2で迎えた後半35分、左サイドでパスを受けると振り向いてミドルシュートを決める。この後も聖和学園が押し込む展開が続く。しかし時すでに遅く、追いつくことは出来なかった。

聖和学園は昨冬から怪我で離脱していた主力が戻ってきたばかり。コンビネーションが構築できていないのは致し方ないところがある。そうした中、櫻井はドリブル突破だけでなく、1年生FW大黒ひなの、怪我から復帰したFW今村栞愛(3年)といった選手たちと連携したプレーも見せていた。選手権予選に向け、新たなに加入した1年生や復帰した主力とどのような化学反応が起こすのか楽しみにしたい。

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