[めぬまカップ]昨年の覇者・大阪桐蔭、教え子率いる帝京可児に2発快勝。4連勝で1位トーナメントへ
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前回大会の覇者・大阪桐蔭(大阪)が2連覇に向けて順調に歩みを進めている。予選リーグ初日は成立学園(東京)に5ー0、太田女子(群馬)に6ー0で勝利。同2日目は正智深谷(埼玉)に4ー0で勝利する。迎えた最終戦の相手は大阪桐蔭の4期生・横幕佳菜監督が率いる帝京可児(岐阜)である。ともに3連勝で迎えた最終戦で雌雄を決することとなった。
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試合はいきなり動く。開始早々の2分、大阪桐蔭は左サイドからのクロスを岡本奈生(2年)が頭で合わせてゴールネットを揺らした。
その後も試合の主導権を握ったのは大阪桐蔭。最終ラインでじっくりとつなぎながら前にボールを運んでいく。相手陣ではサイド攻撃を主体としながらフォワード、中盤の選手と連携をとって切り崩しを図った。攻撃から守備への切り替えも速い。ボールを失ってもすぐに寄せていき、相手がパスをつなぐ時間を与えない。
後半17分にはダメ押しの追加点が決まる。右サイドからカットインした安東美那(3年)が左足を振り抜く。強烈なシュートは相手GKにはじかれるが、こぼれ球を拾った水谷いちご(3年)がGKをかわしてゴールに流し込んだ。
28日から始まる順位別トーナメント(1位トーナメント)では、前々回大会の覇者であり前回大会の決勝でも対戦した十文字(東京)と顔を合わせる。