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[選手権東京都予選]試合のはいりを押さえた修徳がゴールラッシュ!東久留米総合を下して初戦突破!

トピックス Takuma Omori(みなサカ編集長)

[選手権東京都予選 準々決勝 東久留米総合 0-7 修徳]

第32回全日本高校女子サッカー選手権東京都予選は2日、駒沢オリンピック公園第二球技場で準々決勝が行われ、第4試合では修徳が東久留米総合に7−0で勝利した。

皇后杯東京都予選高校ラウンドを勝ち抜き、準決勝に進出した両チーム(いずれも準決勝で敗退)がベスト8をかけて激突した。1回戦から勝ち上がり、この試合が4試合目となる東久留米総合に対して、大会初戦に臨んだのは修徳。難しいと言われる初戦の緊張感を¥を吹き飛ばしたのはエースの一発だった。

開始早々の前半8分。左サイドを味方との連携で突破したFW那須野陽向(3年)が、GKが前に出ているのを確認して思い切ってシュートを放つ。このボールがゴールに吸い込まれ、修徳が先制する。相手の予測を上回るタイミング、精度の高さがもたらしたゴールであった。

さらに修徳は左右のセンターバック、加藤麗(3年)と荻島美空(2年)が相手の攻撃の起点をつぶすと、右サイドはインサイドハーフのMF榎戸りおな(3年)、左サイドはCF那須野を絡めた連携でサイド攻撃を仕掛けていく。

主導権を引き寄せた修徳は、前半22分にMF榎戸がミドルシュートを決めて追加点。飲水タイムが明け、再開された試合のはいりで集中を切らさず追加点を奪った。

つづく前半35分には3点目。CB加藤が最終ラインからロングフィードを放つと、このボールに走り込んだMF星野玖羅々(2年)がゴールネットを揺らす。3ー0とリードを広げて前半を折り返した。

後半も試合のはいりで流れを掴んだのは修徳だった。後半7分、連続したコーナーキックの流れでPKを獲得すると、これを那須野が決めてダメ押しの4点目。集中するべき時間帯できっちりとゴールを奪い、勝負を決定づけた。

その後、諦めずにラインを押し上げて高い位置からプレスをかけていった東久留米総合が反撃に出るが、修徳はその背後を狙ったカウンターでゴールを脅かす。MF筒井まつり(2年)とオウンゴール(公式記録は白城璃々花)で追加点。7−0としてタイムアップの笛を迎えた。

関東大会進出のかかった準決勝では杉並総合と対戦する。