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[めぬまカップ]鶴岡東がA組・暫定2位でスタート!湘南学院、至学館に引き分け、久喜に勝利する。

トピックス Takuma Omori(みなサカ編集長)

埼玉県熊谷市で25日に開幕した”選抜高校女子サッカー大会「めぬまカップ」in 熊谷”。26日には2会場で予選リーグ(試合は20分ハーフ)が行われた。A組の鶴岡東(山形)は1勝2分と好スタートを切り、各チームの消化試合数に違いはあるものの2位で初日を終えた。

初戦の相手は県新人戦を制した湘南学院(神奈川)。1週間前に今年初めて屋外のグラウンドでトレーニングを開始したという鶴岡東は、攻守に勢いのある相手に押し込まれていく。

湘南学院の強みである両サイドからの攻撃でゴールを脅かされるが、鶴岡東も粘り強い守備で得点は許さない。ピッチ内で声を掛け合いながら修正を施し、無失点で切り抜ける。スコアレスドローに終わり、勝ち点1を獲得した。



第2戦で対戦した至学館(愛知)は湘南学院とはスタイルが異なる。最終ラインからビルドアップしてボールを運び、ボランチを中心に攻撃を組み立てる。ボールを保持されることも多かったが、鶴岡東も攻守に主体的なプレーを出していく。

守備では粘り強さに加えて、相手のバックパスに応じてプレスをかけて中盤で回収するなど、ボールを奪いにいく。攻撃に転じると、FW今野彩花(3年)が中盤に落ちてきてボールを収め、そこからの展開を試みた。

得点には至らなかったが、MF岡田夏実(3年)がカウンターからペナルティーエリアに侵入してゴールを脅かすシーンも作った。後半は押し込まれる展開が続き、決定的なシーンも作られたが、集中をとぎらせることはなかった。初戦に続き0ー0で引き分けた。

その後、久喜(埼玉)との第3戦を4ー0で勝ち、今大会初勝利を挙げる。勝ち点5として、同6の追手門学院(大阪)に次ぐ2位につけた。27日の予選リーグ2日目では幕張総合(千葉)と追手門学院と対戦する。

ツートップの一角としてプレーしたFW今野彩花。中盤に落ちてきたパスを引き出すなど、時には自陣に戻ってプレーした。 ツートップの一角としてプレーしたFW今野彩花。中盤に落ちてきたパスを引き出すなど、時には自陣に戻ってプレーした。