2024年6月3日（月）
令和6年度宮城県高等学校総合体育大会 決勝
常盤木学園 2-1 聖和学園
得点：［常盤木学園］岡村まどか（52分）、菱沼みずき（58分）、［聖和学園］櫻井梨里花（70分）


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令和6年度宮城県高校総体は6月3日、みやぎ生協めぐみ野サッカー場で決勝を行い、常盤木学園と聖和学園が対戦。2点を先行した常盤木学園が聖和学園の反撃を1点に抑え、2-1で勝利した。

前半をスコアレスで折り返すと、常盤木学園は後半18分にコーナーキックからDF岡村まどか（3年）がヘディングシュートを決めて先制する。追加点はその5分後のことだった。

右サイドでスローインを受けたMF山崎詩乃波（3年）が振り向いてカットイン。グラウンダーのボールでゴール前へ折り返す。いったんは相手DFに触られたが、トラップが大きくなったところをMF菱沼みずき（3年）が奪い返す。すかさず前を向き、左足を振り抜いた。このボールがゴールネットに吸い込まれ、常盤木学園は2-0とリードを広げる。結果的にこの得点が決勝点となった。

常盤木学園は菱沼とFW柳町玲音（3年）を左右に配したサイド攻撃が武器であり、チームの得点源でもある。東北女子サッカーリーグでは8得点を挙げている菱沼がチーム得点王（全体2位）、7得点の柳町がチーム2位（全体3位）につけている（第5節終了時点）。2週間後に開幕する東北大会でもこの両翼が攻撃を牽引する。

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